2021年3月28日の9時に中央図書館がオープンしました。当日は記念グッズの配布があったので、混雑すると思い、少し時間を置いて出かけました。
桜散る平和公園に入っていくと、素敵な外観が現れました。右手にはオシャレなカフェもできました。外にベンチもあります。

1階はこども向けの施設が充実しています。絨毯を敷いた「おはなしのへや」と幼児向けの「絵本の森」、

そして、移転してきた「ボローニャ絵本館」には大人も楽しめる世界の絵本があります。

「ちしきの森」は小中学生向けの部屋で百科事典や図鑑など調べものに役立つ本があり、PCも設置してありました。将来、「ここに入り浸ったお蔭でノーベル賞取りました」と言う子が出るかもしれませんね。
2階にはインデックスコーナーがあり、一般図書を置いてあります。新聞コーナーに福島の地方紙があるのは、原発避難者のためではないでしょうか。

ティーンズコーナーにはグループで話し合える「ティーンズルーム」や屋外に「にぎやかテラス」があり、読書以外にも活用できるので人気スポットになりそうです。「にこにこテラス」は穴場です。いつも空いています。ちなみに屋外テラスはどこも飲食ができるのがうれしいです。

3階には小説や、民俗学の櫻井徳太郎コーナーや区政資料コーナーもありました。

大人も寛げる「サンサンテラス」はゆったりしたソファが多く、のんびり読書が楽しめるスペースだと思います。区政資料など落ち着いて調べものをするのに適したコーナーもできましたが、もっともっと資料を充実させて欲しいです。
流行りの自動貸し出し機は、さっそく試したらとても性能が良かったです。本をきちんと置かなくてもサッとデータを読み込んだので驚きました。
ちょっと気になったのは、オープン直後で来館者が多いため空席が見つからなかったこと。残念ながら多目的ホールで本を読みました。
館内のいたるところで蔵書のディスプレイが魅力的に行われ、旧図書館に比べてソフト面でも大いに期待ができそうです。

今回は中央図書館をサッとひと回りした時の印象を書きました。

そして、さようなら、ありがとう、旧中央図書館。たいへんお世話になりました。
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